ボールの近くに集まりすぎる。味方を助ける「離れる一歩」
ボールへ集まる代わりに、保持者が困った時だけ一歩離れて見える場所を作る動きを観察します。
この記事で持ち帰ること
- ボール保持者と重ならない場所へ離れる動きを観察する
- 守備者が保持者へ寄せた時だけ、見えるパスコースを作る
- 離れて受けた後に前向きで進めた回数を振り返る
VISUAL SUMMARY
図でつかむ、このレッスン
運べる時は運ぶ
困ったら離れて顔を出す
前向きで受けて進む

助けたい時ほど一歩離れる
ボールを持った選手の近くへ、味方が助けようとして集まる。距離は近いのに守備者まで一緒に集まり、パスの道も運ぶ場所も消えることがあります。
U-8で伝えたいのは、外側の決められた場所へ立つことではありません。保持者が困った時に、ボールから一歩離れて見える場所を作ることです。
- 保持者と同じ場所へ集まらない
- ボールと味方が見える場所へ動く
- 立つ場所を固定しない
守備が来た時だけ出口を作る
保持者の前が空いているなら、味方はパスを要求せず、自分で運ぶ選択を残します。守備者が保持者へ寄せた時に、味方が横や斜めへ離れてパスコースを作ります。
受け手は止まって待たず、ボールが見える向きで動きます。受けた後に前向きでゴールへ進めたところまでを成功として数えます。
- 運べる時は保持者が運ぶ
- 守備が来たら離れて顔を出す
- 前向きで受けて次へ進む
2対1と3対3で4分だけ数える
関連テンプレートのTR2は2対1、GAMEは2つのゴールを攻める3対3です。配置やルールは変えず、最初の4分で離れて見える場所へ動いた回数、前向きで受けた回数、保持者が自分で運んだ回数を記録します。
次の4分は『困っている味方を、どこで助けられる?』と一つだけ問い、数字の変化を比べます。
年代に合わせて関わりを増やす
U-6ではパスを求めず、人が少ないゴールを見つけて運んだ行動を認めます。U-10では受け手の角度に加え、出した後にもう一度関わる動きまで観察します。
全員をタッチライン際へ立たせる必要はありません。ボール、守備者、空いているゴールの位置に応じて、助ける場所が毎回変わることを大切にします。
理解チェック
U-8で味方を助ける動きとして優先するのは?
4分間で離れて助けた回数を数える
GAMEの最初の4分だけ3つの数字を記録します。次の4分は『困っている味方を、どこで助けられる?』と一つだけ問い、全員を外へ立たせず変化を比べてください。
- 味方がボールから離れて見える場所へ動いた回数を数える
- 離れた味方が前向きで受けた回数を数える
- 保持者が運べる時に自分で運んだ回数を数える
この学びを、次の練習へ。
記事で整理した観察ポイントを、次の練習と指導案づくりへつなげられます。
