縦パスのあと、誰が動く?前進を止めない「3人目」のタイミング
縦パス前の動き出し、落としの前向き受け、3人目経由の前進を4分間で観察します。
この記事で持ち帰ること
- 縦パスが入る前に3人目が動き出すタイミングを観察する
- 落としを前向きで受けられる角度と強さを整理する
- 3人目を経由して次のラインを越えた回数を振り返る
VISUAL SUMMARY
図でつかむ、このレッスン
縦パス前に動き出す
落としを前向きで受ける
次のラインを越える

3人目はパスの前に動き出す
縦パスが入った瞬間、受け手は相手を背負い、出し手と周囲はボールを見てから動く。落としが戻っても前向きで触れる選手がいないため、攻撃がそこで止まることがあります。
U-15でそろえたいのは、縦パスが入ってから走ることではありません。ボールが受け手へ向かう前に、次に前向きで関わる3人目が動き出すことです。
- 縦パス前に次の選手を決める
- 相手の視野外と空いたレーンを見る
- 決まった選手へ役割を固定しない
落としを前進へつなげる
背中で受ける選手は、無理にターンせず、3人目が止まらず触れる足元へ落とします。3人目は落ちたボールへ正面から近づかず、次のプレーが前方向になる角度で入ります。
3本のパスがつながっただけを成功にせず、3人目が前向きで触り、運ぶか次のパスでラインを越えたところまでを一回として数えます。
- 落としは前進できる足元へ置く
- 3人目は前向きになる角度で入る
- 次のラインを越えるまで観察する
4対4+2サーバーで観察する
関連テンプレートのTR2は、中の4対4と両端のサーバーで行います。サーバーへの縦パスと落としに、出した本人以外が前向きで関わったら1点です。
最初の4分で、パス前の動き出し、落としの前向き受け、3人目経由の前進を数えます。次の4分は『縦パスの前、誰が前向きになれた?』と一つだけ問い、数字を比べます。
年代と成熟差で負荷を変える
U-13では守備者を減らし、『次に前を向く人』という言葉でゲート突破までを扱います。U-18では相手の守備方向に応じて、中央、外、作り直しを選ばせます。
U-15は身体発育の差が大きいため、走る距離や反復本数を一律にせず、グリッドの幅と休息を個別に調整します。
理解チェック
3人目の動き出しとして優先するタイミングは?
4分間で3人目のタイミングを数える
TR2またはGAMEの最初の4分だけ3つの数字を記録します。次の4分は声を減らし、『縦パスの前、誰が前向きになれた?』と一つだけ問い、変化を比べてください。
- 縦パスが入る前に3人目が動き出した回数を数える
- 落としを3人目が前向きで受けた回数を数える
- 3人目を経由して次のラインを越えた回数を数える
この学びを、次の練習へ。
記事で整理した観察ポイントを、次の練習と指導案づくりへつなげられます。
