「切り替え!」で全員が止まる。最初の3秒に見るべきこと
ボールを失った瞬間、一番近い選手の3秒以内の寄せと、二人目の戻りを観察します。
この記事で持ち帰ること
- 失った瞬間に一番近い選手を選べる
- 一番近い選手が3秒以内に相手へ寄せる
- 二人目がボールと自分たちのゴールの間へ戻る
VISUAL SUMMARY
図でつかむ、このレッスン
一番近い人を選ぶ
3秒以内に寄せる
二人目はゴールを守る

『切り替え』を一人目の行動に変える
攻撃中にボールを奪われると、失った選手が悔しがり、近くの味方も一瞬止まる。その間に相手は顔を上げ、空いたゴールへ運んでいきます。『切り替え!』という声だけでは、誰が何をするのかが曖昧なままです。
U-10で最初にそろえたいのは、全員で奪い返す形ではありません。失った瞬間、一番近い人が3秒以内に相手へ近づくことです。
- 失った瞬間に一番近い人を選ぶ
- 3秒以内に相手の自由を奪う
- 奪取だけを成功にしない
二人目はゴールへの道を狭くする
一番近い選手が寄せた時、近くの味方まで同じ相手へ一直線に走ると、パス一本で二人とも外されます。二人目はボールと自分たちのゴールの間へ戻り、相手の前進する道を狭くします。
U-10では『カバー』などの言葉を増やさず、『一人はボールへ、次の人はゴールとの間へ』と伝えます。
- 一人目はボールへ寄せる
- 二人目は自ゴールとの間へ戻る
- 全員で同じ相手へ突っ込まない
4対4の最初の4分だけ数える
関連テンプレートのGAME『4対4 即奪ボーナスゲーム』を使います。オーガナイズはそのままにし、失って3秒以内の寄せと、二人目がボールと自ゴールの間へ戻った回数を追加で数えます。
最初の4分はコーチが記録し、次の4分は声を減らします。奪い返せた回数だけでなく、相手に5秒以内で前進された回数も比べます。
年代に合わせて役割を増減する
U-8では二人目の位置まで求めず、『奪われたら近い人が追いかける』だけにします。U-12では一人目が寄せ、二人目が前進方向を切り、残りが自ゴール側へ戻るところまで広げます。
次の練習では3秒以内の寄せ、二人目の戻り、相手に5秒以内で前進された回数を記録してください。止める時は『誰が一番近かった?』と一つだけ問いかけます。
理解チェック
U-10でボールを失った直後の役割として適切なのは?
GAMEの4分で失った後の反応を数える
次の練習ではGAMEの最初の4分だけ3つの数字を記録します。次の4分は声を減らし、『誰が一番近かった?』と一つだけ問いかけて変化を比べてください。
- 失って3秒以内に一番近い選手が寄せた回数を数える
- 二人目がボールと自分たちのゴールの間へ戻った回数を数える
- 相手に5秒以内で前進された回数を数える
この学びを、次の練習へ。
記事で整理した観察ポイントを、次の練習と指導案づくりへつなげられます。
