外へ追い出したのに奪えない。ミドルブロックを動かす3つの役割
中央を閉じた後、外へのパスを合図に1人目・内側・後方が同時に距離を縮める守備を整理します。
この記事で持ち帰ること
- ミドルブロックで中央を閉じる目的を説明できる
- 外へのパスを合図に動く3つの役割を観察する
- 中央前進阻止、外側回収、閉じ直しを数字で振り返る
VISUAL SUMMARY
図でつかむ、このレッスン
最初に中央を閉じる
外へのパスで圧縮する
3つの回数を記録する

形より、外へ出た瞬間を見る
相手に中央を使わせたくない試合で『中を閉じよう』と伝えても、外へパスを出されると一人だけが追い、隣との間を縦に通されることがあります。逆に全員がボールへ寄ると、逆サイドが大きく空きます。
ミドルブロックで変えたいのは立つ場所の形だけではありません。外へ出た瞬間に、誰が何を消すかをそろえることです。
- 最初に中央を閉じる
- 外へのパスを合図にする
- 奪い急がず前進方向を限定する
外へのパスで3役が動く
1人目は少し内側から寄せ、タッチライン側へ進ませます。隣の選手は同じ相手へ寄らず、外の保持者と中央の受け手の間に立って次の縦パスを狙います。
後方はボールだけを追わず、相手FWと背後を見られる半身で一歩押し上げます。この3役が同時に動くと、外へ誘導したことが回収につながります。
- 1人目は内側を切る
- 隣は次の縦パスを狙う
- 後方は背後を見て押し上げる
中央封鎖から外側回収へ進める
W-UPは4対3の3ゲートゲームで、中央ゲートを守りながらボール側へ動きます。TR1は4対4、TR2は5対5+GKへ進め、中央への縦パス阻止と外側回収を数えます。
GAMEでは中央への縦パスを遮断して得点、または外で奪って10秒以内に得点した場合を2点にします。形を整えるだけでなく、回収から攻撃までつなげます。
年代に合わせて役割を増やす
U-13では1人目と内側の二役から始め、背後管理を一度に求めすぎません。U-15では逆サイドへの展開やライン間の選手も置き、閉じ直す速さまで求めます。
次の練習では、中央前進阻止、外側回収、逆展開後の閉じ直しを4分間だけ数えてください。止める時は3役のうち遅れた一つだけを伝えます。
理解チェック
外へ誘導した後の守備として適切なのは?
外へ出た後の3役を数える
次の練習ではGAMEの4分間だけ3つの数字を記録します。止める時は、1人目・内側・後方のどこが遅れたかを一つだけ伝えてください。
- 中央への縦パスを止めた回数を数える
- 外側で2人以上が関わって回収した回数を数える
- 逆へ動かされた後に中央を閉じ直した回数を数える
この学びを、次の練習へ。
記事で整理した観察ポイントを、次の練習と指導案づくりへつなげられます。
